国は毎月1回「米に関するマンスリーレポート」を発行し、米の需給動向について最新の情報を提供しています。本チラシは、マンスリーレポートの要約版であり、特に重要な情報をお伝えすることを目的としています。
令和3年産米については、需給が緩み価格の下落が想定されますので、稲作農家の経営安定のため、引き続き主食用米から飼料用米等への作付転換にご協力下さいますようお願いいたします。
茨城県産米の相対取引価格の動向
令和2年産米のR3年3月の茨城県産米の相対価格は、
コシヒカリ
13,024円/60kg (対前月比▲1,050円、対前年比▲2,385円/60kg)
あきたこまち
13,035円/60kg (対前月比▲1,004円、対前年比▲2,451円/60kg)
令和3年2月のコシヒカリ相対価格は14,074円/60kg (対前月比▲26円、対前年比▲1,450円/60kg) であったため、下落幅が急拡大している。
すでに 令和2年産の出回り平均価格(13,704円)は平成25年産の通年平均価格(13,631円)と同水準まで下落。
→このままでは 令和3年産米の価格はH26年産米の価格水準まで暴落することも懸念。
各年の3月末の在庫の推移
3月末時点の民間在庫(全国)は、265万トンで対前年比で31万トン増加している。
JAグループの長期計画販売計画分20万トンは11月には市場に戻る見通し。
緊急事態宣言の対象地域拡大及び延長による外食控え等により、6月末の在庫がどの程度になるかは不透明。
米に関するマンスリーレポートについてくわしくはこちら(農林水産省)