米の需給に関する情報

令和3年産水陸稲の収穫量・作況(確定値)

2021年12月14日

全国の概況

農林水産省大臣官房統計部 令和3年12月8日公表

水稲の収穫量(主食用)は700万7,000t

調査結果の概要

  • 令和3年産水稲の作付面積(子実用)は140万3,000haで、前年産に比べ5万9,000ha減少した。うち主食用作付面積は130万3,000haで、前年産に比べ6万3,000ha減少した。
  • 全国の10a当たり収量は539kgが見込まれる。
  • 以上の結果、収穫量(子実用)は756万3,000tで、前年産に比べ20万tの減少が見込まれる。このうち、主食用の収穫量は700万7,000tで、前年産に比べ21万9,000tの減少が見込まれる。
  • なお、農家等が使用しているふるい目幅ベースの全国の作況指数は101となる見込み。
  • 令和3年産陸稲の作付面積(子実用)は553haで、10a当たり収量は230kgとなり、収穫量(子実用)は1,270tとなった。
水稲の全国農業地域別10a当たり収量
資料をダウンロード

関東農政局管内の概況

農林水産省関東農政局 令和3年12月8日公表

水稲の収穫量(主食用)は138万6,000t

調査結果の概要

  • 令和3年産水稲の作付面積(子実用)は26万8,400haで、前年産に比べ1万6,700ha減少した。うち主食用作付面積は25万5,200haで、前年産に比べ1万6,000ha減少した。
  • 管内の10a当たり収量は543kgで、前年産に比べ11kg増加した。
  • 以上の結果、収穫量(子実用)は145万7,000tで、前年産に比べ6万1,000t減少した。このうち、主食用の収穫量は138万6,000tで、前年産に比べ5万8,000t減少した。
  • なお、農家等が使用しているふるい目幅ベースの管内の作況指数は101となった。
  • 令和3年産陸稲の収穫量(子実用)は、茨城県で969t、栃木県で259tとなった。
水稲の都県別10a当たり収量
資料をダウンロード

茨城県の概況

農林水産省関東農政局統計部 令和3年12月8日公表

水稲

  • 茨城県における令和3年産水稲の作付面積(子実用)は6万3,500haで、前年産に比べ4,300ha減少した。また、主食用作付面積は6万1,400haとなった。
  • 全もみ数(穂数×1穂当たりもみ数)は、穂数が平年並み、1穂当たりもみ数がやや多いことから「やや多い」となり、登熟は、6月から7月にかけて天候が良く出穂が早くなり、登熟期間が長くなったことから「やや良」となった。
  • この結果、茨城県の10a当たり収量は543kgで、前年産に比べ12kg増加した。また、作柄表示地帯別では、北部で542kg(前年産に比べ15kg増加)、鹿行で547kg(同16kg増加)、南部で540kg(同9kg増加)、西部で544kg(同8kg増加)となった。なお、農家等が使用しているふるい目幅(1.85mm)で選別された茨城県の作況指数は103となり、作柄表示地帯別では、北部及び鹿行で104、西部で103、南部で102となった。
  • 以上のことから、収穫量(子実用)は34万4,800tで、前年産に比べ1万5,200t減少した。 また、主食用作付面積に10a当たり収量を乗じた収穫量(主食用)は33万3,400tで、前年産に比べ1万4,400t減少した。

陸稲

  • 令和3年産陸稲の作付面積(子実用)は402haで、前年産に比べ45ha減少し、収穫量(子実用)は969tで、前年産に比べ131t減少した。
水稲の作柄表示地帯別10a当たり収量及び作況指数
資料をダウンロード
関連リンク