お知らせ

さらなる所得の向上を目指して飼料用米の収量向上に取り組みましょう

2021年8月4日

主食用米の需要量が年間10万トンずつ減少する中、稲作経営の安定のためには主食用米から需要が見込める飼料用米等に転換することが必要です。
飼料用米は国からの交付金など支援が手厚く安定した収入が得られますが、収量に応じて受け取れる交付金額が変動するため、多収性品種の導入や適切な肥培管理・病害虫防除など収量を安定的に確保する取組が重要です。

飼料用米に取組んだ場合の収入

飼料用米に取組んだ場合の収入

令和3年における交付金メニューに基づく試算
※1 飼料用米の販売単価は7円/kgと仮定(出荷先により異なります)し、手数料として販売収入の3.1%を差し引いて算出
※2 多収性の品種を用いるなど、標準単収+75 kgの収量を得た場合における試算
※3 令和3年における県平年単収

飼料用米の収量向上を目指して、適切な栽培管理を!!

  1. 多収性の品種を作付ける
  2. 地力の低いほ場は避け、土づくりや適切な肥培管理を行う
  3. 病害虫の適切な防除を行う(ウンカ、カメムシ、いもち病など)
  4. イネ縞葉枯病多発生地域(県南・県西地域)では、抵抗性品種を作付ける

イネ縞葉枯病抵抗性の品種(例)
・飼料用品種:月の光、夢あおば
・主食用品種:あさひの夢、一番星

※適切な栽培管理の詳細については、お近くの普及センター・JAへお問合せください。

 

JA・地域農業再生協議会では、令和4年産用水稲種子の予約注文を受付中です

品種によっては早期に予約終了することがあります。早めのご注文を!

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